今や中古車屋は町の至る所で見かけます。
大手ディーラーの認定中古車屋や個人経営店など
数えきれないくらいありますよね。
そこでふと、中古車って儲かるの？と思ったあなたは
多少なりともこの業界に興味があるんだと思います。
そこで、今日は中古車屋の実態と、
副業での販売についてお話します。
まずは簡潔に答えから言うと
「儲かる人もいれば儲からない人もいます」
当たり前ですよね(笑)
あくまでも商売なので、全員が儲かるわけではないですが、
儲かっている人もいますので・・・。
そもそも儲からなかったら中古車屋なんて存在しませんから・・・。
ただ、中古車屋の傾向としては
薄利多売の傾向になってきているのは確かです。
車種や価格帯、オプション等によって利益も変わってきますが、
今や台当たりの利益が１０万円いかないなんて業者もいます。
インターネットの普及によって、
だれでも簡単に車両価格を把握することができますので、
もはや１円でも安く販売しているお店を探してから
購入するという人がほとんどです。
また、パキスタン系の輸出者たちが輸出ではなく、
国内販売を始めていることも価格競争が激化している
要因にもなっています。
自国に輸出するよりも国内販売するほうが
利益が取れるということで、商売を切り替えているからです。
なので、中古車屋をこれから始める人にとっては
かなりの激戦区ということだけは間違いありません。
ただ、あなたが今、この記事を読んでいるということは
少なからず中古車売買に興味をお持ちだと思います。
そんなあなたが中古車屋として儲かる方法はあります。
中古車屋で儲けるためには、
広い展示場や立派な店舗が必要と考える人が
かなり多いですが、それはただの理想です。
実際、そんなレベルでいきなり商売をスタートできませんし、
ましてや、いきなりそのレベルで経費をかけるのは無駄です。
それよりも、中古車屋として儲かりたいのなら、
あなたがすべきことはリスクを極限に抑えながら、
まずは、中古車業界に参入してみることです。
どのくらいリスクを抑えるかですが、
少なくとも私が中古車売買をスタートさせたときは、
月にかかる経費はほぼ０でスタートさせました。
展示場無し
店舗無し
システムやオークションなどの月額使用料なし
おまけに副業というスタイルで始めましたので、
ほぼリスクは０です。
いきなり脱サラして中古車屋を始める方もいますが、
脱サラしなくてもできることはいくらでもあるので、
まずはそこから始めるべきです。
収入の基盤をしっかりと持った状態で
中古車売買を副業として取り組んでいくスタイルの方が
余裕がある分、うまくいくことが多いです。
逆に、収入の基盤がないのに、
中古車屋を始めてしまうと、
生活していくのがやっとの状態になりかねませんからね。
それだけは避けるべきですね。
どうやって中古車売買をするのか？
という部分が気になる方がいらっしゃると思うので、
その部分についても軽くご説明します。
まず、副業レベルで中古車売買をするとなると、
売れて月に２～３台が限度です。
登録や整備などの諸々の手続きを一人でこなすので、
それ以上はなかなかしんどくなってきます。
ただ、２～３台でも利益ベースで２０万円～６０万円程度は
発生させることができるので、副業としては十分でしょう。
問題はどうやって、相手を探すかですが、
ここで頼りになるのが口コミです。
あなたの友人知人に販売した車両から、
口コミで友人の友人への販売というように、
話が広がっていきます。
ここを狙って商売していくことで、
かなりうまく商売を展開していくことも可能です。
ただし、そのためには普段から友人に
中古車販売をしているということを
印象付けておく必要があります。
車のことで困ったらすぐ相談してくれるくらいの
関係を作っておくことが何よりも重要です。
また、資金がないことを理由に
中古車屋ができないという人もいますが、
それは言い訳にしかすぎません。
資金がない場合でも仕事をする方法はあります。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、
中古車売買に興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
⇒資金がなければ車屋をやっても潰れる？それは言い訳に過ぎない！
結局、中古車屋が儲かるか儲からないかは、
経営方法によって変わってきます。
うまく生き残るためには、
様々な手段をもって生き残るしかありません。
それができなければつぶれるだけです。
ただ、中古車売買という商売自体は
間違いなく儲かります。
あとは、あなたの経営スタイル次第といったところではないでしょうか。
