最近多い問い合わせのひとつで、
「オートオークションの連帯保証人がいません。」
という類のメッセージを頂くことが増えています。
もちろん、オートオークション入会条件には、
連帯保証人は必須なので、当然の悩みでしょう。
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ただ、話を聞くと9割程度の人が
おかしな考え方をしています。
今回はその考え方についてお話ししていきます。
まず、3親等以内の親戚で保証人になってくれる人。
ということであれば、一番最初にお願いするのは
親になるケースがほとんどだと思います。
別に親戚でもいいですが、
普段あまり接点がない親戚にお願いしたところで、
断られる確率は高いでしょう。
それならば、身近な親を頼るのがもっとも近道です。
ほとんどの人がそうなるでしょう。
ただ、ほとんどの人が、
「親に頼りたくない・・・」
「親には内緒でやりたい・・・」
という相談をしてきます。
そんなことを私に相談されたところで
私はどうすることも出来ません。
そもそも、なぜ親に内緒にしたいのか?
なぜ、親を頼りたくないのか?
ということを聞いてみると、
どうしようもないプライドだけが先行してるパターンが
圧倒的に多かったのです。
ようするに親に頭を下げたくないと・・・。
どうせ親に言ってもまともに取り合ってくれないと・・・。
でも、本気で中古車副業を成功させたいのであれば、
親程度を説得できずにどうやって商売するつもりでしょうか・・・。
その時点で考え方が甘すぎやしないですかね?
肉親を説得できずに、他人を説得できるんですかね?
外人バイヤーのほうがよほど強敵だと思いますよ。
そんなことではそもそも先が見えてしまいますね。
さらに、親に断られたというパターンの人もいましたが、
そもそも1回断られたからって、
それで「ダメでした」って結論を出すのは早すぎじゃないですか?
何回も何回も何回も何回も、
頭を下げてお願いすべきじゃないですか?
食らいつくべきじゃないですか?
その程度の事が出来ないのだったら、
連帯保証人が見つかったところで、商売にはならんでしょう。
外人バイヤーにいいように言いくるめられて終わりですよ。
そもそも、親以外に連帯保証人っていますか?
いるのでしたらいいんです。
そちらの方にお願いしに行けばいいだけですから。
でも、いないようなら、
それは何としても親を説得するしかないでしょう。
連帯保証人を代理で立ててくれる会社もありますが、
私は使用してませんし、リスキーな気もするのでおすすめはしません。
結局、やるべきことをまったくやっていない状態なんですよね。
例えば、親以外に連帯保証人候補を見つけたとしても、
そんなことではそちらの方もOKはしないと思いますよ。
借金の連帯保証人ではないにしろ、
お金が絡む話ですからね。
万が一、あなたが仕入れ資金を支払えなくなったら、
連帯保証人が数百万円を肩代わりしなければいけないのですから。
連帯保証人なんて、なってもメリットはひとつもないですからね。
純粋にあなたとの普段の信頼関係がものをいう世界です。
もう一度お聞きしますが、
親以外に連帯保証人の候補はいるんですか?
確かに連帯保証人を探すというのは、
ものすごく苦労することです。
特にあなた自身の普段の信頼度合いがものを言います。
普段から信頼できない相手の保証人なんて、
誰もしたくないですからね・・・。
ただ、こればかりはあなたがどれくらい本気で
相手と向き合えるかが大事です。
へらへらしながら、
「保証人になってくれない?」
なんて言われても誰もなってくれないでしょう。
ただ、毎回毎回、しつこいくらいに
中古車販売や中古車輸出への情熱を相手に伝えながら、
何回断られてもお願いし続けていれば、
いつかは相手に伝わります。
もし、相手が親なら赤の他人よりは
間違いなく伝わりやすいはずです。
まずは、やるべきことをやりましょう。