車の登録について!中古新規に必要な書類や費用とは!?

目安時間 9分  
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国内販売でも輸出販売でも中古車オークションから

仕入れた車両は登録を経て次のオーナーにわたります。

 

これも慣れれば簡単なのですが、最初は戸惑う事も多いので、

必要な書類や費用についてお話しします。

 

 

車の登録に必要な書類や費用

 

費用は車種によってバラバラ

登録の方法だったり、費用は車種や目的によってバラバラです。

 

なので、一概にこうと言えませんが、

車両重量と排気量に比例して税金等も高くなります。

 

例えば中古新規登録(車検切れの車の再登録)にかかる費用を計算してみます。

 

トヨタクラウン

初年度登録:平成20年1月

DAA-GWS204

車両重量1501kg~2000kg

 

自賠責保険料:26、680円

検査手数料:1、800円

自動車重量税:32、800円

 

合計:61、280円

 

 

上記にプラスアルファで自動車税がかかります。

上記の車両の場合、排気量が3456ccなので、

3000cc~3500ccクラスの自動車税が加算されます。

 

 

これは4月1日を起点としているので、

 

 

4月に登録すれば53、100円

10月に登録すれば24、100円

 

 

というように、月割りで値段が決まります。

 

詳しくは「自動車税 月割り」と検索すれば、

多くのサイトが一覧表を出しています。

 

さらにナンバー代として2000円ほどが追加でかかってきます。

 

 

なので、上記クラウンの場合だと4月に登録を考えた場合、

最低でも12万円は必要になってくるというわけです。

 

もちろん登録だけなので、必要に応じて点検代も考えてください。

 

 

中古新規に必要な登録書類について

 

一時抹消されている車両(ナンバーがついていない車両)を

登録する際に必要な書類についてお話しします。

 

ちなみに、一時抹消されている車両にナンバーをつける登録のことを、

一般的に「中古新規」と言います。

 

 

 

  • 登録識別情報等通知書または、一時抹消登録証明書
  • 譲渡証明書(旧所有者の実印があるもの)

 

  • 委任状(新所有者の実印を押印してあるもの)

 

  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 車庫証明書(発行後1ヶ月以内のもの)

 

  • 申請書(運輸支局内の窓口で配布)
  • 手数料納付書
  • 自動車検査票
  • 自賠責保険証明書(新たに作成する場合は25ヶ月)
  • 自動車重量税納付書
  • 自動車税申告書

 

 

初めて目にする人はかなり書類が多そうに見えますが、

実際にやってみるとそんなに大変ではありません。

 

ここではあなたが必ず用意しなければいけないものについて

重点的にご説明します。

 

 

登録識別情報等通知書または、一時抹消登録証明書

 

これは車検証に似たような書類で、中古車オークションから

郵送されてきます。

 

これがないとなにもできませんので、必ず用意してください。

 

 

譲渡証明書(旧所有者の押印があるもの)

 

こちらも中古車オークションから郵送されてきます。

その名の通り、旧所有者が車両を譲渡したことを証明する書類です。

 

なお、一時抹消されている車両の場合は、

印鑑証明書とセットで提出するわけではないので、

実印が押印されていなくてもわかりません。

 

ただ、実印を押印することが決められているという

なんとも不思議な決まりがあります。

 

 

委任状(新所有者の実印を押印してあるもの)

 

車両の登録は本来新所有者になるあなたのお客さんがやるべき登録なのですが、

普通の人はそんな知識はありません。

 

なので、お客さんに代わって登録業務を行うのにも、

お客さんがあなたに委任した証明が必要になるわけです。

 

なので、あなたのお客さん(新所有者)の実印を押してもらってください。

もちろんこれに関しては印鑑証明書も必要になります。

 

 

印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)

 

委任状とセットの役割を果たします。

3ヶ月以内のものかどうかを確認してください。

 

 

車庫証明

 

新所有者であるお客さんが車を置く場所があるのかを

確認するためのものです。

 

事前に管轄の警察署に申請を行う必要があります。

 

 

 

上記の書類は最低限、自分で揃えないといけない書類です。

ただ、残りの書類に関しては、購入したり配布を受けることもできますが、

ここでは別方法を推奨します。

 

 

車の登録書類作成は行政書士事務所で!

陸運支局(国の車検場)の周りには必ずと言っていいほど、

行政書士事務所があります。

 

時には陸運支局と同一の敷地内に入っていることもあるくらい

行政書士というのはメジャーな存在です。

 

 

ここでは書類作成をすべて丸投げすることができます。

 

 

なので、最低限、先ほどの書類を用意して、

記入すらせずにお任せすると、あとは書類作成をしてくれるのです。

 

 

慣れないうちは登録書類の作成は思った以上に大変な作業です。

 

さらに、中古車オークション経由で送付された書類の記入にミスを

してしまった場合、手数料として数万円取られることもあります。

 

 

実際に、私も移転登録の時に出品店から送付された委任状の記載ミスを

してしまい、再度中古車オークション経由で委任状を送ってもらいました。

 

 

その時には数万円の手数料を取られましたので、

利益ががくんと減ったのを覚えています。

 

 

このような事態を避けるためにも、

慣れないうちは行政書士に書類作成を任せましょう。

 

 

中古新規一式を作成する手数料だけで、3000~5000円ほどです。

ミスをして数万円失うよりはお得と考えるべきですね。

 

 

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プロフィール

当時の給料では生活が苦しい事から副業で中古車販売ができないかと模索し続け、副業で中古車販売や中古車輸出を可能にする。

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